DingTalkと中国版の釘釘はどう違う?アカウントと連携方法を解説
Suga
中国向けの釘釘と中国国外向けのDingTalkの違いを解説。アカウント登録、中国拠点との連携、専用版を利用中の企業が確認すべき点をまとめます。
DingTalkと中国版の釘釘はどう違う?アカウントと連携方法を解説
日本のチームで新しく使うなら、中国国外向けのDingTalkが選択肢になります。中国の同僚が既に釘釘を使っている場合は、両者をどう連携させるかも確認しましょう。
釘釘の英語名にもDingTalkが使われるため、名前だけでは区別しにくいことがあります。この記事では、中国向けの製品を「釘釘(DingDing)」、dingtalk.ioで案内される中国国外向けの製品を「DingTalk」と表記します。
日本の社員はどちらを使う?
主な違いは利用者の対象です。DingTalkは、釘釘の表示言語を英語に変えたものではありません。公式のログイン案内でも、利用者とログイン方法が区別されています。
| 利用場面 | 選び方 |
|---|---|
| 日本など中国国外に新しいチームを作る | DingTalkを検討する |
| 中国で会社の釘釘アカウントを使っている | 既存の運用に従う |
| 日本から中国の同僚と仕事をする | DingTalkと中国側との連携を確認する |
| 一時的に出張する | 現在のアカウントについて管理者に確認する |
| 釘釘の専用版を契約している | 現契約と追加するチームの要件を確認する |
中国に本社がある会社でも、日本の社員向けにDingTalkを検討できます。本社の場所だけで決めず、実際に使う社員と業務に合わせて選びましょう。
アカウントはどう用意する?
利用規約では、メールまたは国番号+86以外の携帯電話番号で登録するDingTalkユーザーと、+86の番号で登録する釘釘ユーザーが区別されています。このほかに、会社が発行・管理する企業アカウントもあります。
社員が自分で登録する場合は、会社からの招待で組織に参加します。企業アカウントを使う場合は、管理者が部門やメンバーを登録し、社員にログイン方法を案内します。
導入担当者は、初期設定ガイドと組織コードによるログイン方法を確認できます。入社時の案内をそろえておくと、別のアカウントを作ってしまう混乱を減らせます。
中国の釘釘ユーザーと連携できる?
連携できます。中国向けのプライバシーポリシーにも、DingTalkユーザーとのやり取りに伴う情報の扱いが記載されています。
継続的に仕事をするなら、「Partner Organizations(協力組織)」も検討できます。双方が機能を利用できる状態で、管理者が連携を設定すると、対象メンバーは連絡先の検索、会話、文書の共同編集などを行えます。協力組織の説明
例えば、日本の営業と中国の製品担当者をつなぎ、必要なメンバー同士で資料を共有できます。全社員の情報を公開する必要はありません。既存ファイルやアプリの移行は、連携設定とは別に対応します。
専用版を利用中の会社はどう進める?
現契約、独自アプリ、引き継ぐ資料を整理してから相談します。DingTalkを導入しても、契約済みの利用権、アカウント、過去のデータが自動で移るわけではありません。
まず一つの仕事で試すと、必要な設定が分かります。例えば、日本の営業と中国の製品担当者で見積もりを準備し、相手を探す、相談する、資料を共有するところまで使ってみましょう。
利用地域、人数、現在の釘釘環境を用意してDingTalkに問い合わせると、アカウントや連携、移行について相談できます。新規導入の場合は、公式サイトで試用の案内も確認できます。